2017年10月29日日曜日

今谷先生の理科教室②

10/28 公民館主催事業 今谷先生の理科教室を行いました。

今回のテーマはドライアイスです。


ドライアイスを水に入れると湯気が出ます。
ドライアイスの正体二酸化炭素は気化しますが、
二酸化炭素は透明で目には見えません。

二酸化炭を冷やして固めたドライアイスは板状の氷に似ています。
水は0℃で凍りますが、二酸化炭素はマイナス79℃で気体(ガス)から
固体になります。表面は空気中の水蒸気がくっついて白くなります。



少しなら手にのせることもできます。 
大きな塊を強く握ると低音やけどで凍傷になりますから危険です。




ドライアイスの塊から二酸化炭素が気化するので
机との間に隙間ができ、摩擦が少なくなります。
なので、ゲームセンターのエアーホッケーのように
ふわふわすべります。




砕いたところ。


水に入れるともわもわっと煙(湯気)が出ます。



サイダーは炭酸水に砂糖が入ったものです。
二酸化炭素が水に溶けたものが炭酸水です。
ですから、二酸化炭素を水に入れて砂糖をいれれば
サイダーの出来上がりです。
ただ溶ける二酸化炭素はそれほど多くないので
気の抜けた炭酸ジュースのようです。

二酸化炭素を高圧に詰め込んだニミボンベで
自宅で炭酸水を作る機械も売っています。



これはシャーベットでしょうか?
ドライアイスをかき氷機で削ったものに
ジュースを入れると大量の煙(湯気)を噴出しながら
シャーベットが出来上がります。



物質の状態に関してのお勉強です。




二酸化炭素が気化して、大きなシャボンだができます。



もくもくと泡が出続けます。



フィルムケースに入れて待っていると、
気化した二酸化炭素の圧力が高まり
プラスチックのケースが高く飛び跳ねます。



ホバークラフトのように滑らかに進みます。
摩擦が無いのでなかなか止まりません。


今谷先生、毎回面白い授業有難うございます。

また今回は雨にもかかわらず40名を越える皆様に
ご参加頂き有難うございました。










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