今谷先生は以前香椎東小学校に勤務されていたころから
理科教室を行ってくださり、今年で12年目になります。
前回、理科教室に大学生が二人来てくれたのですが、
彼らは、今谷先生が小学校1年2年で担任をした生徒さんでした。
お互いに再会を喜んでありました。
今回のテーマは(永久)磁石です。(電磁石は取り扱いません)
強力な大きい磁石
釘を100本以上くっつけます。
元気に手を上げます。
どのお金が磁石にくっつくのか?
予想します。
予想は当たったかな?
現在流通している硬貨はすべて磁石につきません。
(皆さんに予想させていて全部つかないとは…)
磁石につくと、神社で”おさいせん泥棒”が簡単に
できてしまいますね。
ただし昭和39年ころに作られた大きな50円玉は
ニッケル100%で磁石につきます。
鉄とコバルトとニッケルしか磁石につかないのは
3d軌道に電子が単独に存在し、対をなさないため
電子のスピンが打ち消されないからです。(大学物理)
強力磁石でイヤリング遊び?
指を挟んでもくっつきまず。
(球の形状のものは、肉を少し挟んだ時、接点が小さいため
血豆になったり出血したりします。
また赤ちゃんが複数個飲み込んで、
腸の中でくっついて腸に穴があく事例もあります。
とりあつかいには注意が必要です。)
空き缶のリサイクル、鉄とアルミ 分け方は?
鉄缶は先のケースに、アルミ缶は手前のケースに落ちます。
筒の上にある磁石が鉄の缶が下に落ちないようにしてるからです。
磁石を使った手品も
砂鉄もそうですが、小さい石の中にも磁石につくものもあります。
磁鉄鉱の破片です。
歌舞伎のなかでも磁石ネタがあるそうです。
今谷先生、いつも面白くてためになる授業ありがとうございます。
第2回は10月ごろ、第3回は3月ごろを予定しています。
お友達を誘って、ぜひご参加ください。
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